こんばんは、とまじゅです。
今回は、なぜイワナの方がアマゴより上流にいるのか、写真を撮って比較してみました。
先日、岐阜県関市板取の中谷で渓流釣りをしました。
その谷は、アマゴとイワナの両方が釣れる谷でした。
他のアマゴとイワナが生息している谷ではどこでもそうですが、最初はアマゴが釣れて、途中からイワナが釣れるようになるパターンが多いです。
つまり、アマゴよりイワナの方が、上流に生息しているということですね。
ではなぜ、イワナの方がアマゴより上流に生息しているのか…
調べてみました。
前回の渓流釣りで、同じサイズのアマゴとイワナが釣れたのでこの二種類を比較しながら説明します。
☝左がイワナ、右がアマゴです。
☝顔の比較。左がイワナ、右がアマゴ。
横から見た顔だけでは、特徴的な違いはありませんね。
アマゴとイワナの比較①
☝この写真でどちらがイワナかわかりますか?
左がイワナです。同じサイズのアマゴとイワナですが、左のイワナの方が、横幅があるのがわかるでしょうか?
大げさに表現すると正面から見たイワナの顔は「輪郭が丸い」アマゴの顔は「輪郭が縦長」です。
次に上からの写真です。
☝これも左がイワナ、右がアマゴの写真です。
上から比較するとイワナの方が顔も胴体も幅がありますね。
2枚の写真で体の形の特徴がわかったと思います。
アマゴとイワナの比較②
次に、写真では伝わりませんが、触った感触です。
アマゴに比べ、イワナはヌルヌルとしていて滑ります。
そして、お腹がイワナの方がプニプニしていて柔らかいです。
そのため、骨酒にしてみると、イワナの方が脂が浮きます。
なので、骨酒はアマゴではなくイワナでやるんですね。
これらの特徴の違いがあるので…
水が数センチしかない状況でも、イワナは横向きに倒れなくて済むんです。
アマゴだと横幅がないため、数センチの水では横向きに倒れてしまいます。
魚は横向きになってしまっては、前に進むことができません。
さらに、イワナの方がヌルヌルしているので、わずかな水量でも体を滑らせて上流へ行くことができます。
なので、わずかな水量でも体が倒れなくて、ヌルヌルしているイワナは、アマゴよりも上流へ行くことができるんですね。
同じ渓流魚でも比べてみると違いがあって面白いですね。
今度、2種類釣ることがあったら、是非比較してみてください。
ではまた