こんにちは、とまじゅです。
先日、妻の実家からタケノコを掘りに来ていいよと誘って頂き、タケノコを掘ってきました。
タケノコの生食と焼きタケノコについて
掘りに行く前に、Wikipediaでタケノコについて調べました。
すると…
タケノコは、切断直後よりえぐみが急激に増加する。掘り採ってから時間が経つほど固くなると共にえぐみが強くなる。
焼き物のほか、特に新鮮なものであれば生や、軽く湯がいた刺身として味わえる。
と書かれていました。
過去に採ったタケノコを数日後に、皮付きのまま炭火で焼いたら、えぐみが強すぎて食べられないことがありました。
(以前ビールのCMで七輪の上で焼きタケノコを屋っているのを見て真似してみました)
どうやら、生食や焼きタケノコは採れたてをすぐに調理する必要があるようですね。
そこで今回は、タケノコを掘ってすぐに生食と焼きタケノコをしてみました。
“切断直後よりえぐみが急激に増加する”ということは、「切断せずに、生えているタケノコの皮をめっくて、そのままかじれば最高に美味しいのでは」と思いつきました。
ですが、義理の父と祖父から「うちの婿はなにをやっとる?」と言われかねないので生えているタケノコをそのままかじる作戦は実行できず…
相変わらず少年のような発想ですね( ;∀;)
1.タケノコの生食について
採取して20分ほどのタケノコを、皮をめっくてそのまま食べてみました。
まだ土に埋まっているような小さなタケノコの皮をめくると、本当に1口分しかありません。
味は、根元の方でなければえぐみもなく、美味しく食べられました。
根元側の太くなっているところは少しえぐみがありました。
☝えぐみがなく食べられたのは、写真のかじられている部分のみです。1つのタケノコに1口分だけでした。
タケノコそのものの味のみです。やわらかいのに、ある程度歯ごたえもあり、タケノコの風味が口の中に広がります。
単純に美味しさだけなら調理されたタケノコの方が美味しいです。
ですが、「普段はめったに食べられないものを食べられる」という体験と「貴重な体験ができた」という思いが、美味しさを増してくれます。
2.焼きタケノコについて
採れたてのタケノコを、皮付きのままアルミホイルで包み、炭火の中に入れるだけです。
炭火の中に入れて45分くらいで美味しく食べられました。
☝アルミホイルに包んで炭の中へ
過去に同じ様に焼きタケノコをやってみて、えぐみが強く食べられなかったことがありました。
その時との違いは、タケノコを採取してからの時間です。
前回はタケノコを採取してから数日後でしたが、今回は、40分後に焼き始めました。
焼きタケノコも、生食と同様に、根元の太くなっている部分はえぐみが多少ありますが、先の方はまったくえぐみを感じることなく食べられました。
口に入れるとタケノコの風味と、ボリボリした歯ごたえがたまりません。
☝皮をめくるとだいぶ小さくなりますね。
3.タケノコのアク抜き
アク抜きもできるだけ採取後すぐにやった方が、美味しくなるそうです。
☝この日は、外の窯でアク抜きを行いました。
採取したタケノコの、根っこの生えてくるイボイボの部分を切り落とし、イボイボより先側を使用します。
皮をめっくて、縦半分に切り、窯に水と米ぬかを入れて茹でていきます。
米ぬかを入れる理由は、米ぬかとえぐみの正体であるシュウ酸が作用してえぐみを感じなくさせてくれるそうです。
今回は1時間40分程、茹でました。
竹串が、タケノコにスッと刺さるのを確認して終了。
あとは水洗いして、好きなように調理するのみです。
最後に…
食べ物は基本的に採れたてが美味しいと言われますが、タケノコは様々な食材の中でも特に採れたてかどうかが、味の決め手となるようです。
生食や焼きタケノコのようなアク抜きをしない食べ方では、採れたてであれば美味しく食べられますが、時間が経つとえぐみが強く、とても食べられたものではありません。
親戚や友達にタケノコを掘れる土地がある人がいたら、是非、自分で掘って、採れたてを食べてみてください。
貴重な体験になると思います。
また、ゴールデンウィークがタケノコ堀りのシーズン終わりとなります。
子どもと一緒にタケノコ堀りに出掛けてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、タケノコは夏の季語らしいです。
夏が近づいてきていますね。
ではまた!!