とまじゅの見たもの

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海岸でマツバガイを採取して、塩茹でにして食べてみました。

こんにちは、とまじゅです。

 

 

先日、福井県越前市でキス釣りをしてきました。

そのついでに、マツバガイを採取し、自宅で調理してみました。

 

 

はじめに

僕は年に数回だけ海釣りに行きます。

その際、マツバガイを見て「これってらべられるのかな?」と疑問に思っていました。

調べてみると、食べられる貝であるとのことで、さっそく食べたくてウズウズしていました。

そこで今回、実施にマツバガイを採取して調理し食べてみることにしました。

採取した日の夜、早速調理しました。

 

 

 

 

マツバガイとは

漢字では「松葉貝」と書きます。

貝殻の模様が松葉を思わせるためだそうです。

 

水産物として流通していることはあまりないそうで、磯遊びなどで採取して、家庭で味覚を楽しまれているものです。

 

護岸やテトラポット岩礁に張り付いて生息しています。

実際に、あまり採取されることがないため、テトラポットなどで容易に見つけることができます。

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マツバガイの採取

マツバガイは磯の岩やテトラポットに張り付いていて、簡単に大量の見つけることができますが、採取は素手では大変です。

 

非常に強く張り付いているため、道具が必要です。

採取にオススメな道具がマイナスドライバー。

ナイフだと刃が薄いので折れたり欠けることがあるのでやめましょう。

マイナスドライバーをマツバガイの縁に当ててゴリゴリ押し込めば張り付いたマツバガイを採取できます。

 

 

 

 

 

マツバガイの調理

マツバガイは、炊き込みご飯や味噌汁の具などにも使用されます。

今回は一番シンプルで素材の味が楽しめるよう、塩茹でにしてみました。

 

マツバガイをひとつひとつ、綺麗に洗っていきます。

テトラポットなどにかなり強い力で付着していて、採取すると、貝に剥がした石がめり込んでいることがりあます。なので洗う作業はひとつひとつ丁寧に洗ってください。

 

その後、塩を入れ沸騰したお湯で茹でます。

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数分茹でたと、鍋から出して、ハラワタと身を剥がします。茹でると簡単に身とハラワタを剥がすことができます。

インターネットには、調理の前に殻から剥がしてハラワタを取り除くと書いてあるサイトもありましたが、取りにくくなかなか手間がかかります。

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なので茹でた後にハラワタを剥がすのがオススメです。

これで塩茹での完成です。 

 

 

 

 

マツバガイの味

マツバガイの食感はコリコリしてて、磯の味が広がります。

何も付けなくても素材の味が楽しめますが、醤油などの調味料を好みに合わせてつければ良いと思います。

今回はシンプルに塩茹でにしましたが、癖のない味なので、炊き込みご飯でも、焼きでも美味しく食べられそうです。

また、みそ汁にしたら、磯の風味と貝の出汁で美味しくできそうでした。

 

 

 

終わりに 

今回は、マツバガイを実際に採取して食べてみました。

市場に出回らない(お金にならない)、釣り人から見向きもされない、地味な存在の貝ですが、食べてみると美味しいです。

もちろんサザエやアワビにはかないませんが、食べられる貝を採取するのはワクワクして楽しいです。

ありふれすぎて、普段は見向きもしないものにも、スポットを当てると、新たな魅力を発見することがあります。

マツバガイ以外にもテトラポットで見かける小さなカニなど、食べてみたいものがあるので機会があればまたブログに挙げていきたいと思います。

 

 

 

海のレジャーは無理せず安全に!

 

ではまた!!