こんにちは、とまじゅです。
中古住宅を購入し、住み始めて8ヶ月が経ちました。
キッチンは割と状態が良かったので新調せず、クリーニングをして利用することにしました。
そのため、状態が良かったとはいえ、なんとなくキッチン周りが古臭い雰囲気がしていました。
そこで一体、何が古臭さを感じさせるのだろうか…と考えたところ、本来白色であった部分が、経年劣化により黄ばんでいるのが原因だと気づきました。
その黄ばみこそが、時代遅れな雰囲気にしているのではないかと考えました。
↓の写真のように収納扉のふちが黄ばんでいます。
中古住宅なので、最新の洗練されたキッチンではありませんが、せめて古臭さがないような雰囲気にしたいと思い、経年劣化による黄ばみを白く塗装してみようと考えました。
そこで今回は キッチンの収納棚の縁の黄ばみを塗装してみたので、塗装する前と比較してみたいと思います。
経年劣化した黄ばみは色を塗り直すことで見た目が改善される
我が家は、元々家に友人などを招待するタイプではありません。
その為、内装を変えるのは完全に自己満足です。
自己満足と分かっていても、やはり我が家を綺麗にしていきたいですね。
黄ばみを塗装しないとどうなるか
当然ですが、黄ばみを白く塗装したからと言って、機能や性能には何の変化もありません。
なので、必要のない作業だと言われればその通りです。
黄ばみを白く塗装することによる外観的変化
繰り返しになりますが、収納棚の縁が黄ばんでいるからと言って、使い勝手や性能に影響があるわけではありません。
ただ 黄ばみがあると、どうしても 古臭く見えてしまいます。
白色に塗装することで古臭さが軽減します。
今回の作業の理由は、この一つに尽きます。
作業手順
1.黄ばんでいる箇所を紙やすりで傷を付ける
つるつるしたプラスチックには紙やすりや、金ブラシで傷を付けないと塗料がうまく付きません。この作業を怠ると、塗料が乾いた後に簡単に剝がれてしまします。
2.ウエットティッシュなどで塗装する箇所を拭き、汚れや紙やすりで擦った際に出たクズを除去する
この作業を怠ると、汚れや紙やすりで擦ったことで出たクズにより、凸凹になってしまい、綺麗に塗れません。強引に上から塗ったとしても、その箇所は塗料が剝がれやすくなってしまします。
それに、せっかく見た目を良くするために行っている作業なので、綺麗に仕上げるためには怠れない作業です。
3.マスキングテープを貼る
この作業を怠ることはできませんね。マスキングテープで塗装しない面を守ります。
今回はキッチンの食器棚の塗装なので、直線が多くマスキングテープを貼る作業は素人の僕でも割と簡単でした。ですが、貼る箇所が多くて飽きてしまい、心が折れそうになりました。
4.ペンキを塗る
いよいよメインの作業です。
コツとしては刷毛にドボッと塗料を付けずに、1方向に向かって塗ります。塗りムラは自然に消えるので、ムラを消そうと何度も上から塗り直さない方が綺麗に仕上がります。一度塗料を塗って、数分後に上から塗り直すと、1回目の塗料が剥がれて、そこに2回目の塗料が乗ってしまい凸凹になってしまうためです。
その為、1面ずつ速やかに塗らなければなりません。
5.マスキングテープを剥がし、乾燥させる
マスキングテープを剥がすタイミングは、塗料が乾ききる前がいいそうです。
そうしないと、剥がす際にマスキングテープに付着している塗料につられて、塗装面の塗料も剥がれてしまうことがあるからです。
ちなみに僕は、そのことを後から知ったために、一部綺麗に塗装できなかった箇所がありました。
何事も作業に取り掛かる前にしっかりと調べないとダメだと痛感しました。
↓の画像のようになってしまいます。
使用物品や工具
今回のような塗装作業は、特別大きな工具や材料はありません。
使用した材料
ホワイトのペンキ
刷毛
マスキングテープ
紙やすり
除光液(はみ出した所や床に垂れた塗料を落とすため)
使用した工具
今回の作業では、工具の使用はありません。
今回のDIYで掛かった費用と時間
塗装面を紙やすりで擦り、マスキングテープを貼り、塗料を塗るだけだと思って軽い気持ちで取り掛かりましたが、なかなか大変な作業でした。
掛かった費用
- 塗料:1580円
- マスキングテープ:110円×2=220円
- 刷毛:110円
- 紙やすり110円
- 除光液110円
合計で2130円でした。
掛かった時
慣れない作業だということもあり、結構時間がかかりました 正確に時間を測定してみませんでしたが、おそらく扉1つ分で20~30分は掛かりました。
子供がいないタイミングでしか作業ができないので、作業が進まなかったです。
終了後の振り返り
最後に塗装素人が作業終了後の反省と感想、作業前後の比較をしてみます。
感じたこと・気づいたこと
塗料を塗る前の下準備がとても大切だと学びました。
塗装する部分は硬いプラスチック製の素材でした。そもそも塗装する面はつるつるしていた方が塗りやすく、綺麗に仕上がると思い込んでいました。
ですが、やすりでしっかりと表面を擦って傷を付ける必要があります。これについては作業前に知れたので良かったです。
それともう一つ大事なのは マスキングテープの貼り方です。雑にやらずにここを丁寧にやらなければ綺麗に仕上がりません。
作業終了後に気付いた改善点
塗料についてですが、何日かに分けて作業をしたので、その間に水分が蒸発してしまいドロドロに濃くなってしまいます。
ドロドロになった塗料は塗る時に伸びない上に、綺麗に塗ることはできません。
なので時々、水で若干薄めてから塗る必要がありました。
塗装前後の比較
画像左が塗装前、右が塗装後です。
いかがでしょうか?
雰囲気が少し明るくなって、古臭さが軽減したと思います。
塗料を塗るという初めての作業に苦戦しましたが何とか最後までやり切れました。
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