こんにちは、とまじゅです。
2020年10月1日。
この日は
バイクで廃村へ行きました。
浦部谷沿いにある、浦部林道を進んでいくと馬場洞という地名があります。
廃校を横に見ながら林道に入っていきます。
民家のある車道から林道を歩き20分。
ついに、舗装もなくなりました。
そこから未舗装の道を10分歩くと、また舗装された道に。
さらに5分ほど歩くと、車が通れる幅の道は終わり、2本の橋が出てきました。
左にある橋は細いが強度のある鉄骨に木の板。
直進する橋は20㎝程の木を並べただけ。しかも、苔が生え足を乗せると揺れる…。
この橋は怖くて四つん這いで渡りました(笑)
ここから先は一人分の道幅の山道のみ。
木を並べただけの橋を越えると、建物が一軒。
以前、ここを訪れた時、偶然にもこの一軒を管理している男性に会えたことがあります。
その男性によると
40年ほど前まではここに住んでたんやけどね。今は春日井に住んでて、時々管理するために来てるんや。
大黒山は向こうから登れるよ。
と親切に話をしてくださいました。
年齢は聞いてないですが、70歳前後だと思われる男性でした。
この一軒を通りすぎると、雑草で道が分かりにくくなり…
なんとかこの雑草地帯を抜けると、また石垣がいくつも、人為的に平地にされてるところが多数あります。
小さな谷沿いを歩き進むと…
お墓です。
戦死した方のお墓もあります
そして、「釋」(しゃく)という名字の墓石が多く目につきました。
しばらく管理されていないようですね…。
この先もしばらく、小さな谷沿いに道があり、何度も木を並べただけの橋を渡り、やがて道はなくなりました。
朽ち果てた建物もあります。
湯たんぽやジュースの瓶もあり、生活の形跡があります。
こんなものもありました。
昔は電気も通っていたのでしょうか?
石垣を組んで人為的に平坦にされている場所をざっと数えても30箇所近くはありました。
おそらく、かつてはそこに家が建てられていたと思われます。
(平坦にされている場所、全部が民家ではなかったとは思いますが)
実際にどんな村だったのかはわかりませんが、この山奥に小さな商店があったりしたのかと、想像するとわくわくしてきました。
廃村というと不気味な印象もあると思いますが、明るい時間帯にであれば、独特の雰囲気があって魅力的です。
渓流釣りシーズンも終わって、釣り以外の活動もしていきたいと思います。
ではまた!!