こんばんは、とまじゅです。
いつもは渓流でエサ釣りばかりしていますが、時々海に行って堤防やテトラポットからルアーを投げたりもしています。
何色のルアーを投げるかは、ネットの情報を頼りに、その時の天気に合わせた色にしたり、気分で色を決めていました。
そこで、ルアーの色は、釣果に本当に差があるのか気になって少し調べてみました。
とある雑誌のデータでは、タチウオ漁では疑似エサの色の違いで、釣果に差が出なかったそうです。
そこで考えてみると、色がわかるのであれば、釣果に差がでないのは違和感を感じます。
ルアー専用の管理釣り場で経験することですが、「スプーン」という金属製のルアーでニジマスを狙うと、朝はよく釣れたのに、時間が経つとルアーを警戒して釣れなくなってきます。
そんな時、ルアーの色を変えると、途端に釣れることがあります。
このような経験から、やはり魚は色を見分けていると実感します。
人や魚の目には、それぞれ、色彩認識する「錐体」と明暗を認識する「杆体」という二つの細胞があります。
人の場合は、明暗を識別する杆体は錐体の20倍と言われています。
これが魚の場合、杆体の感度は錐体の100倍であるそうです。
つまり…
魚の目は人が感じるよりもずっと、明暗に敏感ということです。
また、水中で物を見る場合、空気中とは違い、水深が増すほど青っぽく見えます。
空気中と水中では見えかたが異なるため、せっかく鮮やかな色が塗られていても、水深が増すごとに、色はどんどん識別しにくくなります。
釣りの際、ルアーのカラーを考えるとき、「色の違い」以上に「明暗の違い」を意識することが大切だそうです。
魚は人より明暗に敏感。
ルアー選びは色より、明暗を意識してみたいと思います。
ルアーの明暗が、その日の釣果の明暗を分けるんですね!
ではまた!!