こんにちは、とまじゅです。
富山県の砺波市といえば、チューリップのイメージが強いですね。
そんな富山県砺波市にある、散居村ミュージアムへ行ってきました。
ちなみに、
散居村は「さんきょそん」と読みます。
散居村ミュージアムは砺波市にある散居村の暮らしや文化を伝える施設です。
散居村とは…
農家が密集せず、一定距離で散在する集落形態のこと。
特徴は各々の農家が自分の屋敷地の周りの農地を自ら耕し稲作を行ってきたことです。屋敷の周りであるため、田んぼの水の管理や、肥料や農薬の散布、稲刈などの農作業にとても都合がいいです。
他には、各々の家屋の周りに杉やケヤキなどの屋敷林(カイニョ)が形成されています。この屋敷林は冬の冷たい季節風や吹雪、夏の厳し暑さや台風、春の強い南風などから家屋を守ってくれます。
そして、杉の落ち葉や枝木などは炊事や風呂焚きの燃料、冬場の暖房に利用されます。
まさに、自然と共存した生活ですね。
☝散居村ミュージアムのメインの建物です。
この中には散居村の暮らしや歴史がわかる、資料や書籍が多くあります。
訪れた日は写真展が行われていました。
この他にも建物が複数あり、散居村での3世帯暮らすことを想定した、モデルハウス的な建物もありました。
あとは、当時の住居を再現した建物も。実際に中に入ることができます。
散居村ミュージアムは、そんな砺波平野の散居村の暮らしを学ぶことができました。
また、施設の周囲はため池もあり、整備もしっかりとされていて、散歩にもちょうどいい感じでした。
ではまた!!