とまじゅの見たもの

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看護師を目指す人へ。

看護学生は大変。
看護師になるには、虐げられる看護学生生活を乗り越える必要がある。

 

僕が看護学校を受験する際、仕事をしながら週1回予備校に通っていた。
その時、予備校講師から看護学校の入試について、こんなことを聞いた。
予備校で聞いた話…。
数年前までは基礎の勉強ができればよかった。今は倍率が高く、社会人からの入学は難しい。
最近は私立大学の看護学部が増えたから、高い学費を払えば私立大学なら入学しやすい。不景気の影響で大学へは行かせられないから公立の専門学校へ行かせる親も増えている。
とのことであった。

 

まだまだ女性が多い職場だが、男性看護師も増えつつある。今後男性看護師が増えれば、結婚や妊娠で仕事を辞める人が減る。そして私立大学の看護学部が増えると、現在は人手不足と言われる看護師もいつかは、看護師免許をとったが、就職が難しいという日が来ると言われている。が、これはまだしばらく先の話ではあると思う。

 

 

看護学生生活ではとにかくレポートが多い。
何か事あるごとに「レポート提出しなさい」と言われる。
他の専門学校より勉強量はかなり多く、楽しい学生生活で青春を謳歌する余裕はない。
そして何より大変なのは看護実習。実際に病院へ行き、患者さんと関わる。病院では看護師や先生に虐げられ、邪魔者扱いされ、重箱の隅をつつかれる。家に帰れば、大量のレポート…。

医療ドラマや、いわゆる白衣の天使のイメージに憧れて看護師を目指すが、現実とのギャップで挫折する人も多い。

看護学生生活は忍耐が必要だ。

 

 

僕自身は、看護師への憧れやなりたい看護師像は全くなかった。
看護師になる前の職業では、当時、リーマンショックやタイの洪水など、経済的なマイナス要素があると、仕事が減りボーナスも減る。
一方看護師、はそういったことはなし。経済状況に関わらず、給料やボーナスは減らない。
前職で不景気の煽りをもろに受けた経験から、看護師を目指した。

 

理由は人それぞれでいいと思う。
どんな理由であれ、看護師を目指すと決めた人は、どうか学校生活を耐え抜いて看護師になってほしい。