こんばんは、とまじゅです。
長良川発電所とは
1910年(明治43年)に運転が開始されました。
当時は名古屋電燈株式会社により運転が始まり、名古屋へ電力を送っていました。
現在は中部電力株式会社が管理して、美濃市、郡上市へ電力を供給しています。
アクセス
国道156号線から立花橋を渡ってすぐ。
屋外に展示されている旧水車発電機
以前からレンガ造りのモダンな発電所があるのは知っていましたが、立ち寄ったのは初めて。
外には水車発電機が展示されており、誰でも見ることができます。
この水力発電機は、明治43年(1910年)から昭和55年(1980年)までの70年間長良川水力発電所で使用されていたものであり、明治時代の先駆者の偉業をたたえ、ここに展示することにしました。
この展示に対し、製造者であるドイツのジーメンス社とJ.Mフォィト社から感謝を込めて記念プレートが贈られました。
レンガ造りのモダンな建物
向って左側の建物は比較的新しいレンガ造り。
右側の建物は、建設当時の姿をそのまま残しています。
この歴史ある建物は『近代化産業遺産』『登録有形文財』となっています。
長良川発電所は、明治43年(1910年)当時の名古屋電燈株式会社により建設され、赤いレンガ造りのモダンな建物と、日本有数の大出力4200kWの発電所として、遠く離れた名古屋市方面に電気を送っていました。
昭和56年(1981年)機械の老朽化に伴い、水車・発電機を取り替えるとちもに、一部建物が立て替えられ、現在は出力4800kWの発電所として運転しております。
建設当時の姿をそのまま今に残しているレンガ造りの本館建物・正門及び外堀は、近代文化遺産としての価値が認められ、平成12年に登録有形文化財になりました。
中部電力株式会社 岐阜支店 加茂電力センター
実際に行ってみて
この日は、郡上方面へツーリングへ行く道中で立ち寄ってみました。
レトロなレンガ造りがとてもかっこいい建物です。
レンガの経年劣化が長い年月を感じさせ、しばらく見入ってしまいました。
建築物に関して素人の僕が見ても、歴史を感じ取れます。
展示されている水車発電機は、それが大きいのかどうなのかは分かりません。
ですが、間近で見学できるので迫力があり、ワクワクしました。
発電所の脇に上り坂になっている細い歩道があったので「上から発電所を見学できるのか」とワクワクして登ってみましたが、どうやら見学するための道ではなかったです。
柵があり立ち入り禁止の場所ばかりでした。
わざわざドライブやツーリングの目的地にするような場所ではありませんが、通りかかった際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ではまた!!