こんばんは、とまじゅです。
先日、岐阜県七宗町にある「そらふらがり」へ行った後、岐阜県関市中之保にある「鬼が落とした大石」というスポットへ行ってきました。
アクセス
平成こぶし街道と呼ばれる県道58号線沿いから、少し入ったところにあります。
県道58号線に小さな看板があります。
Googleマップには「鬼の大石」となっていますが、現地の看板は「鬼が落とした大石」となっています。
僕はバイクで行ったので駐車場には困りませんでしたが、駐車スペースはありませんでした。
ですが、近くにある「それいけアイドル」というカラオケ屋さんに停めていいそうです。
鬼が落とした大石
鬼の大石
民話によると、「お腹をすかした大鬼に子供たちが食べもを与えました。満腹になった大鬼は、そのお礼として腰につけている石の威力を借りて「御館野」から「から山」へ飛んでみせました。勢いあまって飛び過ぎ不思議な石を落としました。」
その時の石がここに残っているということです。
田んぼの中の細い道沿いにあります。
大石のある場所の地名「多々羅」の由来
鬼の落とした大石がある場所は「多々羅」という地名だそうです。
「多々羅」というバス停がありました。
多々羅の地名の由来
「鬼の落とした大石」のあるこの場所は「多々羅」と呼ばれています。ではなぜ多々羅と呼ばれているのか?
タタラとは?
- タタラとは足でふんで風を送る道具のこと
- タタラを用いて行う和鉄製錬法をタタラブキとし、省略してタタラとも言う
- その製錬場をタタラとも呼んだ
さらに多々羅の隣の地区は「間吹」という名で「マブキ」も製錬法の一つの名前です。
このように「多々羅」「間吹」どちらも鉱山に関係した言葉となっており、昔この地域には鉱山があったと思われ、そこからこの地名がつけられたと言われています。
おわりに
以前この場所は、「LiSAの故郷に存在する鬼伝説の地」として女性自身のスマートニュースで取り上げられたそうです。
のどかな田舎道にあるこの地は、ツーリングにもおススメです。信号のない快適な道の連続です。
通りかかった際は是非立ち寄ってみてください。
ではまた!!
ぬ