こんばんは、とまじゅです。
梅雨の晴れ間にバイクで岐阜県山県市の神崎川沿い、最奥の姥神社までツーリングに行きました。
ここは、Google Earthでたまたま見つけた神社で「こんな山奥に神社があるのか!?」と思い行ってみることにしました。
人の少ないところを走るのが好きな人には、最高の目的地です。
神崎川に沿って県道200号線を最奥までバイクで走りました。
国道418号線から県道200号線へと入り、神崎川沿いをひたすら進んでいきます。
美山平和観音
途中、大きな観音像が目に留まり、立ち寄ってみました。
終始、神崎川の美しさ、ノスタルジックない中の風景が続きます。
綺麗な神崎川を眺めながらひたすら走ります。
2車線の快適な道と、バイクと車のすれ違いすらできないような細い道の繰り返しです。
☟途中の分岐を右に行くと円原川の伏流水方面、左は神崎川上流を目指せます。
☟途中、舟伏山への入り口もあります。
走っていると、やたらダンプカーとすれ違います。
この先工事でもしているのかと思ったら、山を削って大規模な工事が行われていました。
いったい何の工事なのでしょうか…
その道中、無残にも川に転落しているダンプカーが…
☟田舎ならではのノスタルジックな風景を見られます。
ごろごろの滝
ごろごろの滝という滝がありました。
ごろごろの滝は落差15メートルで、神崎川に直接流れ込む滝つぼのない滝です。
秘境にありながら容易に眺めることができます。
滝を少し超えたところに車1台停められるスペースがありました。
☟小さな階段が設置され、川へ降りることができます。
県道200号線終点
この、ごろごろの滝をから更に4~5キロほど進むと、神崎川の最奥、県道200号線の終点となります。
この県道の終点は、現在は「樹遊人塾」と書かれた建物があるだけです。
1986年(昭和61年)までは美山町立仲越小学校があったそうです。
この小学校跡地付近から川を見下ろすと…なんと山の中に家が2軒…
完全に廃墟だろうと思って近づくと、人は住んでいない様子でしたが、1軒は電気メーターがまだ動いていました。
まだ管理されているのですね…驚きです。
ちなみに県道からこの家へは、人が歩ける幅の山道があるだけです。しかもその道は大量のヒルがいました…
☟やはりここも熊がでるようですね。
さらに、この県道の終点から左手には仲越林道という道が伸びています。
グーグルアースで確認すると仲越林道は岐阜県関市の板取まで続いているよです。
この林道沿いは水量豊富な谷があり、いかにもイワナやアマゴが居そうな素敵な谷でした。渓流釣りもやる僕にとっては気になる谷です。
姥神社と仲越集落へ
姥神社はこの県道終点から少し戻り右側の分岐を登っていくとあります。
☝直進(右側)が県道終点へ。左が姥神社へ
こんなところに家があるのかな?と思うようなところに仲越集落があります。
☝苔の生えた細い舗装路を登ると集落があります。
集落は手入れされていて、1軒は洗濯物が干されていたので住んでいるようです。
8軒ほど家があり、倒壊寸前の家も1軒あります。
集落に入ってすぐの、赤い葉っぱを付けた、もみじ思われる木と、櫓が印象的でした。
☝この時期に1本だけ葉っぱが赤い木があります。偶然電線の整備をしている業者がきていました。
☝集落には公民館もあります。「仲越公民館」
☝目的地にしていた姥神社
山の麓にある小さな神社です。
経年により劣化は見られますが管理されている綺麗な神社でした。
神社の敷地内には戦死者の慰霊碑がありました。戦死者を思うと胸が締め付けられます…
どうやら集落は「疋田さん」「飛騨さん」の名字が多いようです。
誰か外にいたら話を伺おうかと思いましたが外には住民の姿はありせんでした。
すこし集落を見学して帰りました。
道中にオシャレなカフェがあります
集落を後にして、神崎川沿いを戻り、途中にあった分岐を円原川の伏流水方面に入ると、オシャレそうなカフェがありました。
寄っていこうと思ったら残念ながら定休日‥
いつか行ってみたいと思います。
円原川の伏流水へは以前行ってブログに書いています。
最後に
都会暮らしの人からしたら驚くことがたくさんあるツーリングコースだと思います。
田舎育ちの僕ですら驚きがたくさんあるツーリングコースでした。
まだ梅雨は明けてないですが、バイクで走るには最高の季節ですね。
都会の喧騒から離れてノスタルジックな田舎の風景を見てみるのはいかがでしょうか?
ではまた!!
ss